
●この記事で分かること
・横浜市西区の介護保険申請の手順、申請先
・横浜市西区の地域包括支援センターの詳しい情報
・介護サービス利用料の負担軽減策とその申請方法
【横浜市西区版】介護保険申請の便利帳
介護保険サービスを受けるために、まずはお住まいの地域に申請をしましょう。
介護保険サービスを利用できるようになるまでのざっくりとした段取りはこのようになっています。
1. 介護保険を申請する
2. 介護度の認定を受ける
3. ケアマネージャーとケアプランを作成する
4. 介護保険サービス利用開始!
横浜市の高齢者人口、介護保険申請の割合はどれくらい?
令和6年のデータでは横浜市の全人口は3,771,063人で、高齢者の人口は931,341 人です。高齢者の方の人口比率は25.4%で、神奈川県の平均25.9%とほぼ同じ人口比率となっています。
西区の高齢者率は19.3%で、横浜市の中では一番高齢者が少ない地域となっています。
また、令和6年のデータでは、西区には要介護と要支援の方は以下の人数がいました。
(カッコ内は横浜市の人数)
要介護5 | 335人 (15,348人) |
要介護4 | 588人 (23,649人) |
要介護3 | 593人 (25,960人) |
要介護2 | 896人 (39,668人) |
要介護1 | 585人 (30,086人) |
要支援2 | 678人 (31,496人 ) |
要支援1 | 468人 (23,460人 ) |
合計 | 4,143人 (184,207人) |
横浜市では、65歳以上の方の約4人に1人が要支援または要介護の認定を受けているのが現状です(約25%)。
この数字を見ると、介護認定がとても身近な制度に感じますよね。
そうなんです。やることの手順が多いだけで、介護認定は難しくはありません!介護保険申請にこちらの便利帳を是非ご利用下さい。
それでは介護保険サービス開始の手続きについて見ていきましょう。
介護保険サービスの窓口申請
■西区の申請場所
介護保険の申請は、各区の高齢・障害支援課になります。西区の介護保険申請は、西区役所まで。
申請書は窓口にも設置してありますが、こちらからダウンロードすることも可能です。
申請書のダウンロードはこちら↓
■窓口への持ち物
- 介護保険被保険者証
- 主治医の分かるもの 保険証など
- 申請書(書いてきた人のみ)
- 健康保険被保険者証(40歳から64歳の人のみ)
相談・申請をする際は、一度窓口にご確認のお電話をおかけください。
西区役所
所属課室 | 高齢・障害支援課 介護保険担当 |
住所 | 〒220-0051 横浜市西区中央一丁目5番10号 2階23番窓口 |
電話 | 045-320-8491 |
ファクス | 045-290-3422 |
開庁時間 | 月曜日から金曜日、午前8時45分から午後5時まで (祝日・休日・12月29日から1月3日を除く) |
駐車場 | 有料あり。 9台。 |
アクセス
電車
・京浜急行「戸部駅」徒歩8分
・相模鉄道「平沼橋駅」徒歩10分
バス
・市営292系統「西前町バス停」下車 徒歩約1分
・市営9/102/106系統・神奈中77系統「西区総合庁舎入口バス停」下車 徒歩約3分
・市営103系統「御所山バス停」下車 徒歩約3分
アクセス・駐車場情報↓
地域包括支援センター

「要介護・要支援認定を受ける前に、まずは相談がしたい」
「要支援と認定されたのでケアプランを作成してほしい」
これらは、お住まいの地域の地域包括支援センターですることが可能です。
費用は無料です。
地域包括支援センター一覧
西区には、4ヶ所の地域包括支援センターがあります。 お住まいの地区から一覧をご覧下さい。
※施設の画像は全てその後に記載されているwebサイトより、認識を高めるために引用しております。
浅間台地域ケアプラザ
担当地区 | 北幸1~2丁目、南幸1~2丁目、岡野1~2丁目、西平沼町、浅間町、南浅間町、浅間台、楠町、宮ケ谷、南軽井沢、北軽井沢 |
住所 | 西区浅間台6 |
電話 | 045-311-7593 |
ファックス | 045-311-8357 |
営業時間 | |
休館日 | |
駐車場 | |
運営主体 | (福)ハマノ愛生会 |
アクセス
■JR・東急・京浜急行・相模鉄道・市営地下鉄
横浜駅西口 下車 徒歩15分
■バス
市営バス34・35・87・209系統
乗車約5分 「浅間下」 下車
横浜市藤棚地域ケアプラザ
担当地区 | 藤棚町1丁目(第3地区部分)、藤棚町2丁目、浜松町、久保町、東久保町、元久保町、境之谷 |
住所 | 西区藤棚町2-198 |
電話 | 045-253-0662 |
ファクス | 045-253-0698 |
営業時間 | 月~土:9~18時 日・祝:9~17時 |
休館日 | 年末年始(12/29~1/3) |
駐車場 | |
運営主体 | (福)横浜市福祉サービス協会 |
アクセス
■電車
相鉄線 西横浜駅より徒歩10分
■バス
横浜市営バス68系統(横浜駅西口~滝頭)、102系統(横浜駅東口~滝頭)→藤棚町2丁目下車徒歩1分
横浜市宮崎地域ケアプラザ
担当地区 | 花咲町、紅葉ケ丘、宮崎町、戸部町1~4丁目、老松町、東ケ丘、赤門町、霞ケ丘、西戸部町1~2丁目、伊勢町1~2丁目、伊勢町3丁目(第4地区部分) |
住所 | 西区宮崎町2 |
電話 | 045-261-6121 |
ファクス | 045-261-6052 |
営業時間 | |
休館日 | |
駐車場 | |
運営主体 | (福)ハマノ愛生会 |
アクセス
■JR線・市営地下鉄線
「桜木町」下車 徒歩8分
■みなとみらい線
「みなとみらい」下車 徒歩15分
■バス
・市営バス
「8、26、58、105系統」
・神奈中バス
「横43、44戸塚駅東口行」
「港61港南台駅行」
→「紅葉坂(もみじざか)」下車 徒歩3分
横浜市戸部本町地域ケアプラザ
担当地区 | 御所山町、戸部本町、戸部町5~7丁目、桜木町、西戸部町3丁目、伊勢町3丁目(第2地区部分)、中央1~2丁目、西前町、藤棚町1丁目(第2地区部分)、高島1~2丁目、平沼1~2丁目、みなとみらい1~6丁目 |
住所 | 西区戸部本町50-33 |
電話 | 045-321-3300 |
ファクス | 045-317-3008 |
営業時間 | |
休館日 | 第3日曜日 年末年始(12/29~1/3) |
駐車場 | |
運営主体 | (福)横浜市福祉サービス協会 |
アクセス
■電車
京浜急行 戸部駅より徒歩約2分
要介護支援・要支援認定書類」のデータ

以下より申請書類がダウンロードできます。市役所の窓口にも置いてありますので、その場で記入することも可能です。
介護に関する申請書等のダウンロードはこちら
ケアプランの作成
要介護認定・要支援認定が認定されたからといって、すぐに介護サービスを利用できるわけではありません。
要介護の方で、通所や自宅で介護サービスを受けたい場合は居宅介護支援事業所・宿泊型の施設で介護サービスを受けたい場合はその老人ホーム(または施設)に所属している専門知識を持ったケアマネージャーとケアプランを作成し、初めて介護サービスを利用できるようになります。
また要支援の方は、地域包括支援センターが担当してくれます。(お住まいの地域の地域包括支援センターはこちら→ 高齢者地域包括支援センター一覧 )
なお、ケアプランの作成では利用者負担はありません(無料)。全額介護保険から給付されます。
居宅介護支援事業所
通所や自宅で介護サービスを受けたい方向けのケアプランは、居宅介護支援事業所に所属しているケアマネージャーと相談して作成します。
神奈川県の介護資源サイト「市町村介護予防・生活支援サービス情報提供システム」によると、西区には現在、24件の居宅介護支援事業所が登録されています。
以下のページから、登録されているの24件の居宅介護支援事業所がご覧になれます。
老人ホーム(介護保険施設)
老人ホームや介護保険施設で入居して、そこで介護サービスを受けたい方は、まずは入居施設を探すことから始めます。入居施設が見つかったら、その施設に所属しているケアマネージャーとケアプランを作成します。
西区には2025年1月1日時点で、以下の件数の入居施設が存在します。
特別養護老人ホーム・従来型 | 3 |
特別養護老人ホーム・ユニット型 | 1 |
ショートステイ | – |
養護老人ホーム | 1 |
軽費老人ホーム | – |
ケアハウス | – |
介護老人保健施設・従来型 | 1 |
介護老人保健施設・ユニット型 | – |
医療院 | – |
認知症高齢者グループホーム | 4 |
介護付有料老人ホーム | 2 |
住宅型有料老人ホーム | – |
小規模多機型居宅介護 | – |
看護小規模多機能型居宅介護 | 1 |
サービス付高齢者向け住宅 | 3 |
↓横浜市のホームページから最新の情報をご確認いただけます。
詳しくは、横浜市またはeスマイル紹介センターにお問い合わせください。ご相談は無料です。
西区は、高齢者の数が少ないので介護施設が少ない印象です。区を超えて探すことも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
しかしながら、選択肢が多い中でご家族やご本人の状態に合った入居施設を探すのはとても大変ですよね。
「働きながら施設を探す時間はない・・・」
そんな方達のために、老人ホーム紹介センターが誕生しました。数多ある老人ホーム紹介センターでも、地域密着型はより正確な施設情報をご提供できます。また地理的な要因も把握していますので、他県に本部がある紹介センターよりも、神奈川県民のあなたに密着した選択をご提供できます。
eスマイル紹介センターでは、「相談から決定まで無料」「神奈川県密着」で納得の老人ホーム選びをお手伝いします。
介護保険料の支払いは?
基本的には、介護保険を利用するために支払う介護保険料は
- 65歳以上の場合(第二号被保険者) → 年金から天引き
- 40歳以上65歳未満の特定の病気の方の場合 → ご加入の健康保険組合から天引き
されています。(振り込みや口座引き落としの場合もあります)
横浜市の介護保険料は、基本額が月額6,620円(年額79,440円)です。(全国平均基本額・月額6,014円)
介護保険料は、本人の収入・市民税によって料率が変わります。月額6,620円の支払いに当たる方は
本人が市民税非課税の方で、同じ世帯に市民税課税者がいる方のうち本人の「公的年金等収入額」と「その他の合計所得金額」の合計が年間80万円以下の方、以外の方
です。詳しくは年金の天引きをご覧になるか、市役所へお問い合わせ下さい。
介護サービスを利用する場合は、サービスを利用した分から自己負担額(1割・一定以上の所得の方は2割または3割)を支払います。
介護サービスの利用料金
介護サービスは、ケアプランに沿って1ヶ月の利用限度額内に収まるように提供されます。その限度額内でサービスを利用した場合は、自己負担額が1割・一定以上の所得の方は2割または3割を負担していただきます。限度額を超過した分は、全額自己負担になりますのでご注意下さい。
■要支援の場合の利用限度額
要支援1 | 5,320単位(約50,320円) |
要支援2 | 10,531単位(約105,310円) |
要介護1 | 16,765単位(約167,650円) |
要介護2 | 19,705単位(約197,050円) |
要介護3 | 27,048単位(約270,480円) |
要介護4 | 30,938単位(約309,380円) |
要介護5 | 36,217単位(約362,170円) |
■施設サービスの場合
施設サービスの場合は、介護度や住環境の違い(個室・相部屋など)によって自己負担額が変わります。以下は厚生省の介護保険からの一例になります。
例えば・・・
要介護5の人が相部屋を利用した場合の自己負担額の例
施設サービス費の1割 | 約25,200円(847単位×30日=25,410) |
住居費 | 約25,650円(855円/日) |
食費 | 約43,350円(1,445円/日) |
日常生活費 | 約10,000円(施設により設定されます。) |
合計 | 約104,200円 |
要介護5の人がユニット型個室を利用した場合の自己負担額の例
施設サービス費の1割 | 約27,900円(929単位×30日=27,870) |
住居費 | 約60,180円(2,006円/日) |
食費 | 約43,350円(1,445円/日) |
日常生活費 | 約10,000円(施設により設定されます。) |
合計 | 約141,430円 |
利用者負担軽減策

利用限度額を超えてしまったら、全部自費で払わないといけないの?10割負担なんて払えない・・・。
そうですよね。ご安心下さい。各市町村では、利用者負担を軽減するため様々な軽減策を行っております。
高額介護サービス費
1か月の介護保険サービス及び総合事業(介護予防・生活支援サービス)にかかった利用者負担額(1割、2割または3割)の合計が一定の上限額(2高額介護サービス費等の上限額を参照)を超えるときは、申請により高額介護サービス費等(※1)としてその超えた額が支給されます。
■対象者 所得区分によって上限額が異なります。詳しくは市のページをご覧ください。
■申請方法 区役所に申請
食費・居住費の軽減制度(特例減額措置を含む)
介護保険の施設サービス(ショートステイを含む)を利用したときの食費や部屋代(居住費・滞在費)については、通常は全額利用者の負担となりますが、所得の低い方は所得の状況に応じて1日あたりの支払の上限額(負担限度額)が決められ、費用負担が軽減されます。
■対象者 所得区分によって上限額が異なります。詳しくは市のページをご覧ください。
■申請方法 区役所保険年金課に申請
高額医療・高額介護合算制度
各医療保険(「国民健康保険、健康保険組合などの社会保険(以下「被用者保険」といいます。)」、「後期高齢者医療制度」)と、「介護保険(※1)」の自己負担の1年間の合計額が高額となった場合に、定められた自己負担上限額を超えた分が支給される制度です。
■対象者 所得区分によって上限額が異なります。詳しくは市のページをご覧ください。
■申請方法 加入されている医療保険の窓口、または国民健康保険の場合は区役所保険年金課に申請
横浜市介護サービス自己負担助成制度
在宅サービスやグループホームを利用する際の利用者負担、グループホームの家賃・食費・光熱水費及び特別養護老人ホーム等のユニット型個室の居住費について、利用者負担の一部を助成します。
■対象者 所得区分によって上限額が異なります。詳しくは市のページをご覧ください。
■申請方法 区役所保険年金課にお問合せ下さい。
社会福祉法人による利用者負担軽減
社会福祉法人が行う対象サービスについて、利用者負担額が軽減される場合があります。
■対象者 条件はホームページでご確認ください。
■申請方法 健康福祉局高齢施設課(045-671-4901)にお問合せ下さい。
いかがでしたか?
以上が介護保険申請の手続きでした。
eスマイルでは、手厚い相談体制のもと地域密着型の提案で、お客様の老人ホーム選びをサポートさせていただきます。
もちろん、ご相談・ご紹介は無料です。
まずはお電話、またはメールよりご相談ください。